2020年もはや3月も半ばです。
しばらくぶりの、オフィシャルサイトのブログです。
この前のブログは、なんと2年半前の4周年の時じゃないですか!
美容皮膚科ブログはネタもいろいろあって、結構アップしてましたが、こちらのサイトは休眠状態でしたね。
あれから当院は、5周年、6周年と順調に迎えることができました。
昨年(2019年)もバタバタと過ぎ去りましたが、今年もバタバタと過ぎ去りそうです。
ただ、1月、2月のインフルエンザ患者さんはかなり少なく、そしてこの3月も、真面目な日本国民の新型コロナウイルスへの防衛策が功を奏しているためか、インフルエンザの患者さんどころか、普通の風邪の患者さんもめっきり数が少なくなりました。
しっかり手洗い・うがいをするとこんなにも風邪の予防効果があるのだ、という証明でもあります。
もちろん、「病院・クリニックにいくと、新型コロナウイルスの患者さんと一緒になるかもしれない」という、ご心配をされての判断もあるでしょう。
ただし、これだけ全国に病院やクリニックがあって、いまだ「病院の外来で新型コロナウイルスに感染した可能性がある」などという報告が、ただの1例もないのです。
その理由は非常に明快です。
一般的に、外来待合では常に換気に気を付けていますし、人の出入りが頻繁なために自然に空気も入れ替わっています。
咳のひどい患者さんは、インフルエンザ同様、別室に待機してもらうことを基本としていますから、せき込んだ際にウイルスがエアロゾルとなって空中をずっと漂う状態が続くこと(ライブハウスなどの密閉空間のように)には、まずなりません。
一般の病院・クリニックの外来で新型コロナウイルスに感染することは、宝くじで一等を当てることよりも低い確率かもしれませんね。
「今、医療機関にいくとやばいかも」という、イメージ的なものだけ先走っているようです。
この閉塞状態は、新規患者が2週間全く報告されない、という状態になるまで続くのでしょうか?
全く分かりません。
政府の対応をいろいろと批判する方もいらっしゃいますが、なんせ「前例のない未知の相手」と戦わなければなりませんから、まあ100点満点の対応なんて無理でしょう。
諸外国に比べて、まだ日本はまともな対策を講じているように思えます。
批判することは簡単です。
実行する決断こそが難しいです。
とかなんとか言いながら、2020年もすでに6分の1は過ぎ去り、もう少しで4分の1が終わるのです。
あまり細かいことにこだわらんと、
ご機嫌に、幸せに過ごすにはどうしたらいいのか、ということだけ考えたいですね。