予防接種

小児および成人ワクチン

ワクチンは予約制のものもございます。詳しくはお電話または受付までお問い合わせください。
新生児～乳幼児ワクチンについては、月、水、金曜日の午後3時より、各4枠ずつご予約枠を設けております。
就学児の方のワクチン、成人のワクチンは一般診療外来で承っております。
お電話で、お問合せください。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹の原因は、水痘・帯状疱疹ウイルスです。日本人の多くは子どものときに水ぼうそうを発症することで、体内に水痘・帯状疱疹ウイルスへの抗体を有しています。しかし、抗体だけでなくこのウイルス自体も体内に潜伏を続けます。そして、年齢があっていくとともに抗体は弱まるため、中高年になると帯状疱疹を発症するリスクが上がります。このウイルスは神経を傷つける特性があることから、初期にはピリピリと痛みますが、「焼けるような痛み」「刺すような痛み」と言われるほどの苦痛を伴うこともあります。また、帯状疱疹を発症すると免疫ができますが、疲労や体調不良などで免疫機能が低下すると再発することもあるため、注意が必要です。
これらの点を踏まえて、50歳以上の人は帯状疱疹を予防するためのワクチンを接種することができます。帯状疱疹を未然に防ぎたい人や再発予防をしたい人はぜひ当院にご相談ください。
※予防接種は帯状疱疹の発症や再発を絶対的に防ぐわけではありません。また接種できない人や注意を要する人もいますので、必ずご相談ください。

料金

• 水痘ワクチン（生ワクチン） 8,800円　
  ※年齢等によって半額の補助金あり
• シングリックス（不活化ワクチン） 44,000円（22,000円×2回の合計金額）　
  ※年齢等によって半額の補助金あり

肺炎球菌ワクチン

肺炎は、細菌やウイルスなどが肺に入り込むことで起こる炎症のことです。原因となる細菌やウイルスにはさまざまな種類がありますが、なかでも日常的に多い原因菌は肺炎球菌と呼ばれる細菌です。
成人用の肺炎球菌ワクチンを接種することで、この菌による感染症を予防したり、感染した際の重症化を防ぐことができます。

料金

• 肺炎球菌ワクチン 8,800円　
  ※年齢等によって接種補助金あり

新型コロナワクチン

新型コロナワクチンは2021年の導入の際には、緊急時であることから国が対象者全員に公費によって無料接種を実施しました。しかしその後制度の見直しが行われ、2024年4月以降対象は高齢者に限定されました。現在は対象者でもある程度の自己負担が必要ですし、対象者以外は全額自己負担で接種することになっています。

料金

• 新型コロナワクチン 公費補助対象者のみ受け付けております。

HPVワクチン（子宮頸がん予防）

HPVワクチンは子宮頸がん予防に役立つワクチンです。子宮頸がんの多くは、性交渉で感染することが多いヒトパピローマウイルス（HPV）に起因するとわかっており、性交渉の経験がある女性なら誰もがリスクをもっています。また子宮頸がんは検査で見つけにくいこともあり、初めての性交渉以前のワクチン接種を推奨します。

料金

• シルガード9（9価HPVワクチン） 27,500円
  （税込　公費全額助成あり）