漢方の勉強会~ストレス社会への解答を求めて~
昨日のアジルバの研究会のあとは、久しぶりに心斎橋のサウナでマッサージを受けてきました。
開業してから電子カルテを毎日のように見つめていますので、週末には
眼精疲労と側頭筋のコリが尋常でなくなってます。
診療時間内は夢中ですから疲れも感じませんが、カラダには相当ストレスが加わっているのでしょう。
普段は自分でツボを押したり、頭皮マッサージをしていますが、やっぱり十分改善はしていません。
1か月に1回ぐらいはプロにマッサージしてもらって、肉体と精神を完全にリセットしています。
おかげで、今日の朝はすこぶる快調でした。
ですが、まだまだ医師として発展途上、一生勉強しなければならない若輩ものですから、日曜日と言えど、興味あるレクチャーは参加しています。
本日は、ご高名な織部和宏先生が大阪で講演をしてくださるとのことで、行ってまいりました。
お題は「ストレス性疾患と漢方」です。
私のクリニックにも、「心の疲れ」を感じて多くの患者さんが来院されます。
なかには、近隣の心療内科でもらった内服薬が副作用で飲めなかったり、効果が今一つであったり、西洋薬そのものが飲みたくなかったりする患者さんもいらっしゃいます。
そんな患者さんには、証をとりながら、相性のよいと思われる漢方薬からおすすめしています。
もちろん、漢方薬だけですべての患者さんの症状を治療できるわけではありませんので、決して漢方薬のみで押し通すことはしません。
私のスタンスは、「マイルドな精神薬と漢方薬をハイブリッドさせる」というものです。
今回のレクチャーでは数々のヒントを頂きました。
さっそく明日からの臨床に役立つことでしょう。